成功者の共通点にグリッド基本原則がある!?最も効果的な成功法則を紹介

  • URLをコピーしました!

昔から、「成功者の共通点にグリット」が挙げられています。
グリットは、才能や生まれながら備わった能力ではなく、「やり抜く力」と定義されており、世界で活躍している心理学者たちの間でも常に研究材料となっています。

グリットは、苦労して頑張ることが美徳だとされている日本人に昔から相性が良く、ジュニアスポーツの世界からビジネスシーン迄幅広く使われており、この概念はかなり浸透している文化を持った国といって良いでしょう。

スポンサーリンク
https://jisedai.co/lp/V1aQM
目次

1.グリットとは?

グリット(grit)とは、「やり抜く力」又は「粘る力」と定義されている言葉のこと。
困難に遭ってもくじけない闘志、気概や気骨などの意味を表す英語で、社会的に成功しているスポーツ選手、経営者、研究者等などが共通して持つ心理的特性として、度々注目されているフレーズです。

理学者でペンシルバニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏は、「才能やIQ(知能指数)や学歴ではなく、個人のやり抜く力こそが、社会的に成功を収める最も重要な要素である」として、「グリット」理論を提唱しました。

現在、教育界や産業界をはじめ、さまざまな分野で反響を呼んでいます。

グリッドに欠ける

こんな状態の組織運用、部下、子育て、学生だと上司や保護者の立場だとどう思いますか。
生産性はかなり低く、離職率も高い、業績も良くない、学生の場合、すぐに諦め成績も上がらない、体力もつかない、何をやるにもやる気がでず、次第にうつ病にまで至る。そんな最悪の状態もありえるということにもなります。

グリッドは長期的な目標、長期的な成功を勝ち取るためにも必要なスキルです。
昨今の子供達に見受けられる短期思考。或いはある程度年齢が行くと短期的な成功、短期で楽にお金を稼げるなどがよくメディアなどで報道されています。この年代はまだ思春期の年代でも脳が店いじょくでもあるのでよくある行動パターンではあるもの、これが行き過ぎると少々困った状態になる可能性が高いということになります。

それでは、どうしたらグリッドを醸成していくのか一緒に見て行きましょう

グリットの提唱者アンジェラ・リー・ダックワース氏

グリットを提唱したペンシルバニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏が、シカゴの学校で調査したところ、グリットを持つ学生は退学せずに、きちんと卒業していく確率が高い事が分かりました。

日本の教育現場では知的能力を測る方法としてIQが用いられていますが、学校で高い成績を収める秘訣は、IQや能力の高さではなく、時間をかけてじっくり取り組んで習得しようとする情熱こそが大切だとされています。心の知能指数EQ等がとても大切であると説いています。

【子育てに悩む親御さんにとても高評価を頂いている『EQ教育』は『ココナラ』などからでもご確認頂けます。】

グリットとは、

  • 生まれ持った才能・知能は関係がない
  • 失敗を恐れず挑戦することが重要
  • 長期間、継続的に粘り強い努力を要する

という考え方で、後天性のもので努力を重ねることで、物事をやり抜く力のことを指します。

※物理の世界で言う、水平線と垂直線によって形成される規則的なパターンを指しますが、ここでは人材開発業界でのgridについて紹介していきます。

グリットを構成する4つの要素

グリットは生まれ持った能力ではなく、正に今からでも身に付けることができるものです。
また知識や才能がなくても、グリットを強く意識して実践に活かすことができれば、物事を成功に導くことができます。
グリットは、以下の4つの要素が必要だとされており、それぞれの頭文字を取ってGRIT(グリット)と呼ばれている。

  1. Guts(度胸):困難なことに立ち向かう
  2. Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける
  3. Initiative(自発性):自分で目標を見据える
  4. Tenacity(執念):最後までやり遂げる

昨今では、才能・知性・能力に加えて、成功者に共通するものとして、この4つの要素、いわば気持ちの入れ方、モチベーションをどう維持していくのかが重要にファクトになってきています。

そして、この4つの要素をサポートするのが、ソーシャルスキルの向上の4技能と言うものがあります。
こちらはコーチングの要素が強いですが、気になる方は【コーチングエッセンスウェビナー】から学ぶことも可能です。

有名人も使うグリット

グリットの活用によって成功した有名人はとても多いです。

  • FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ:成功の鍵の一つとして「グリット」を挙げている
  • 女優メリル・ストリープ:ヒラリー・クリントン大統領候補に向けて「グリットを持つからだ」と褒めたたえた

グリットとは「やり抜く力」「粘る力」と定義されるもの。
社会的に成功した人たちが共通して持っている能力であることが分かるかと思います。

部下や子育てで、目標を達成させる「コーチングエッセンスウェビナー」とは?

・部下や子供と何を話せばいいのかわかる
・質の高いフィードバックのコツがわかる

効果的に行うためのコーチングは⇒こちらから


2.グリットの種類

グリットには種類があります。良いグリット、悪いグリットからその種類を見ていきましょう。

良いグリット

良いグリットを構成する要素として挙げられるのは下記の8つです。

  1. 情熱
  2. 幸福感
  3. 目標設定
  4. 自制心
  5. リスク・テイキング
  6. 謙虚さ
  7. 粘り強さ
  8. 忍耐

良いグリットを発揮できると、周囲の人に畏敬の念を抱かせるだけではなく、彼らの中に大きな可能性が眠っていることを気付かせ、さらに成長したいという気持ちを呼び起こします。

悪いグリット

悪いグリットは、上記の8つの要素のどれかが大きく欠けているもので、偽りの成功へと人を駆り立て、自己陶酔や嫉妬、傲慢の原因になります。

あまりに頑強で忍耐強くなりすぎると「強情グリット」という状態になり、いくら道を進んでも成果につながらない、ピボット(方向転換)ができない、アドバイスに耳を傾けない、間違った方向に突っ走ってしまうなど悪循環に陥ってしまうのです。

良いグリットは情熱や謙虚さなど8つの要素を備えています。
対照的に悪いグリットはそのいずれかが欠けており、強情なだけになってしまうのです。

3.グリットを伸ばす、育てる6つの方法

米国のパフォーマンス・コーチであるアンジェラ・リー・ダックワース氏は、科学的研究の見地からグリットの有効性を訴えています。グリットを伸ばし、育てる6つの方法を見ていきましょう

  1. 今より少し難しいことに挑戦する
  2. 成功体験を積み上げる
  3. 挑戦する事柄は変えてもよいとする
  4. グリットを持つ、持ちたい人と行動を共にする
  5. グリットを持つ人をトップがたたえる
  6. 短期だけでなく長期目標を視野に入れる

①今より少し難しいことに挑戦する

自分が興味を持てないことに粘り強く取り組むのは難易度の高いことですが今よりも少し難しいことに挑戦していくことで、グリットの能力は飛躍します。

  • 普段できることを続けていても、グリットを育てることにつながらない
  • まずは「無理」という先入観を持たず、「もしかしたら、できるんじゃないか」「どうやったらできるだろうか」と、物事を前向きに捉える習慣・思考力を付けていく

グリットの高い人は、実は数え切れないほどの失敗を経ています。
失敗したとしても、めげずに果敢に挑戦し続けることがとても重要です。
そして、良い意味で失敗を失敗とそもそも思わない思考回路の形成もポイントの一つです。

②成功体験を積み上げる

急に大きなことに挑戦すると、やり抜く前に心が折れてしまうことも。
そうならないために小さいことでよいので成功体験を積み上げ、自己肯定感・自己効力感を高める必要があります。

グリットが高い人は自分に自信を持ち、「自分ならやれる」という信念を持っていますが、それは過去の成功体験が背景にあるからです。まずは自分でもできそうなところから始めて、徐々に自分のスキルより少し上の目標を設定していくのがポイントです。

それにより、下記のようなことにつながります。

  • 目標に向かって情熱をかけることで、「途中で諦めよう」という衝動を抑えられる
  • 大事な目的を成し遂げようとひたむきに挑戦して成功体験を積むことで、周囲の人の信頼も勝ち得る

自己肯定感について、世界標準では次のように解説されています⇒こちらから

③挑戦する事柄は変えてもよいとする

設定を決めて挑戦し始めたものの続かないことがあります。
しかし粘り過ぎては悪いグリットになり易いですし、かといってすぐ止めてしまっては粘る力を伸ばすことができません。

一定期間まで続けたものの自分の中でしっくりといかない、手応えが感じられないといった場合は、柔軟に挑戦を変えていくことも必要です。

ただし、「区切りのいい時期までは続ける」という条件をつけなければなりません。
年度末など、区切りのいいところまでは続けることで「やり抜く力」が高まるからです。

  • 区切りを決めた期限までやり抜いたことは、きちんと評価して次の挑戦につなげる
  • 次のことに挑戦するに当たって、今まで何が要因で続かなかったのか、自分に何が足りなかったのかを見極める

などの意識は大切なポイントになります。

④グリットを持つ、持ちたい人と行動を共にする

人は周囲や環境に依存し慣れてしまう習性をそもそも持ち合わせています。
それを利用し同じようにグリットを持つ、もしくはグリットを備えたいと思う人と行動を共にして、自分や周りのグリットをより高めるのです。

  • 職場の同僚と一緒になって、ハードなことに挑戦してグリットを高める
  • 職場以外でもグリットの高い人が集まる環境を探して、その場に飛び込む

などは効果的といえます。

企業や組織は、

  • 従業員たちのグリットを高めるために、グリットの高い人材をメンターとして呼ぶ
  • 新卒または中途採用において、グリットが高い人材を採用する

などをグリットに関する中長期的なプランとして、社内に組み込んでいくことが必要でしょう。

⑤グリットを持つ人をトップがたたえる

良いグリットの1つに「謙虚さ」がありますが、その「謙虚さ」ゆえにグリットを持つ当人がそれをアピールしない場合こともあります。
特に「謙虚さ」が美徳とされている日本では、なかなかグリット自体が浸透しないケースが多い状況です。

そこで、

  • グリットを持つ人をトップがたたえて評価することで、グリットを根付かせる
  • グリットを持つ人をトップに据え、グリットの試みを従業員たちにアピールして、良いグリットを広める

などが重要となるのです。
自分の意識や習慣を変えるのは難しいことも多いでしょう。
しかしトップがグリットに理解を示し、推奨することで、組織全体におけるグリットへの意識が高まるのです。

⑥短期だけでなく長期目標を視野に入れる

ビジネスシーンや子育てでは、業績向上や目の前の成績のため直近の目標に向かうことが多々あります。
しかし短期的な目標だけにやる気を出し続けていては、いつか疲弊してしまう傾向が多々あります。

そこで長期的な目標を設けて、従業員や生徒の視野に入るようトップ・指導者から働きかけ、
「今やっていることをやり抜く」ようにマネジメントすることが大切です。
所謂コーチングスキルをもった人が適切にサポートしてこそ、飛躍の土台が築ける状態といってもいいでしょう。

  • 意義を感じることで、粘り強く続けることができていく
  • 長期的な目標には目先の利益や成功ではなく、仕事や勉強に意義が感じられる事柄を設定する

などを意識するようにします。
人は一生を通じて成長する生き物といわれています。
長期的な目標はグリットを身に付けるだけでなく、素晴らしい豊かな人生を送る上でも人格形成に良い影響を与えます。
そして人格形成を成す上でも子供時代の環境がとても重要です。
大人になってからもでも重要ですが、人格や性格形成はほぼ子供時代にほぼ確立し、大人になると変える事が難しくなります。とはいっても変えなくても良いとの考えもありますが、子供時代どういった生活を送っていたかはとても重要な要素であることは間違いありません。

グリットを育てる方法として、
「少し難しいことに挑戦して、成功体験を積み重ねる」
「トップがグリットを持つ人をたたえる」
などが挙げられます

長期的な成功を目指して、スポーツを利用した人材育成に興味のある方は⇒こちら

グリッドを醸成する上でのスポーツの役割

スポーツはとくに継続力が必要なツールの一つです。
素人がその競技を何もやったことがなく、一日でトッププロ選手のようなパフォーマンスを出せるようになることはまず不可能と言っていいでしょう。
そこで、よく日本で見られるのが長時間練習。最近は科学的な見知や様々な報道などから余りなくなってきましたが、長時間労働・活動が日本の美徳としている世代も一定数まだいるかと思うで【0】ではないでしょう。

さて、こちらのスポーツアカデミーでは、(生徒達に)こんな活動をしています。

  • 長期的な成功を目標としている
  • 挑戦することは変えてもよい【目的は変えず、手段を変える】
  • 少し難しい事柄に挑戦して、成功体験を効果的に積み重ねる【1回、1球といったミニマム単位でコーチングを行っている】
  • トレーニング効果を計測し、学習してる意義や目標を自ら振替させ、復習してもらうことで、自らの可能性や様々な場面で学習してきたことが役に立つことを気づかせ、次のトレーニングに挑戦することを導いている。
  • グリッドを鍛えるのに一番効率的なシーズンにトレーニングプログラムを組んでいる
    ⇒どんな理論で選択しているか⇒こちらから学ぶことが出来ます。
    ※基本、何時でもいいのですが、より効果的に行うシーズンにプログラム構成しています。
    民間スポーツクラブ・スクール(サッカー、陸上、野球、テニス、ゴルフ、スケボー、バスケ、バレーボール、柔道、空手など多様なスポーツ)がありますが、各スポーツスクールのホームページ等で年間プログラムなどを見るとよく分かります。そこ迄気にする必要性は全く無いようにも思いますが、、、。
  • 世界潮流のコーチング手法を用いている ⇒世界潮流のコーチングにご興味ある方は⇒こちらから

4.グリットを測るには?

提唱者アンジェラ・リー・ダックワース氏が作成した「グリットスケール」を用いることで、自身の現在のグリットを測定できます。「グリットスケール」に設けられているのは、下表となります。

挑戦に対して自分がどのように思っているのかを測る「グリットスケール」を是非活用してみては如何ですか。

これら項目に対して自分がどう思うのかを5段階で答えていくシステムとなっています。

これと似たようなものですが、現在のあなたの人生において、人生において重要と考えるものを選択数値化した成功する5段階ピラミッドというものを【こちら】で紹介しいます。以下のお悩みがある方は是非活用してみてください。
会社員、主婦、学生等などほぼすべての人に使えるものになっています。

例)・転職しようか迷ってる
  ・夫婦関係がどうか迷ってる
  ・起業しようか迷ってる
  ・就職するか、大学進学するか迷ってる
   などなど

""
アンジェラ

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次